新人ゲーム開発者のバイク活動日誌

愛車Vストローム250を使って、ゲーム会社新人アシスタントがゲームと関係無いようで有るようなバイクのことを経験して報告していくブログ

バイクの免許合宿へ行くことになった件

こんにちは。Souです。

最初の投稿なので、僕がバイク免許を取った経緯を話そうと思います。

 

まず。

 

気がついたら会社の研修で、バイクの免許合宿へ行くことになっていました。

 

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どうして僕はバイクの免許を取ることになったのか?

ぶっちゃけた話、僕はバイクに全く興味なんてありませんでした。

事故りやすいし危険な乗り物だし、それに五月蠅い。良い事なんて一つも無い。

そんなイメージでした。

 

知識だって「ニンジャ」「スーパーカブ」ぐらいしか知りませんでした。

そもそも、バイクなんて見ることはあっても、自分で乗るなんて全く考えていませんでした。

 

それなのに、どうしてバイクに乗ることになったのか?

それは今の仕事をはじめてから、考え方が少し変わったからです

 

色々なことを経験するには、まず踏み出してみよう!

何より若い内に挑戦してみないとわからない!

 

そういう気持ちと熱意が僕の中に、生まれたことがきっかけでした。

 

僕の考え方が変わった理由

実は僕、以前2年近くの間、某エンジニア派遣会社でプログラミング業務をしていました。前職はゲーム業界とは全く別の業種で、プログラミングと言っても正直なところゲーム制作に使う様な知識や技術は持ち合わせていませんでした。

 

一応、技術的にも足りていない自覚があったので、独学でゲームプログラミングを勉強し、どうにか転職を果たした訳ですが、まずそこで僕は「仕事の仕方」の壁にぶつかります。

 

僕は今まで「マニュアルに沿って要望通りの成果物を出す」「ルーティンワークを効率的にやれば成果を上げられる」と思って仕事をしていました。

 

しかし、新人研修や仕事をこなしている内に、アドリブで対応することや知識の幅が必要なことを実感する様になりました。

 

ゲームを作るには色々な経験や知識が必要です。

僕も、ゲームを作って色々な人に楽しんでもらいたいと思っています。

けれど、どうすれば皆に喜んでもらえるだろう。すぐにぱっと思い浮かびません。

 

ゲームや仕事に活かせる僕の強みはなんだろう。

そんなことを考えてみましたが、正直なところ今は未だ自分でもわかりません。

落ち込みそうになりました。

 

でも。

 

「それなら、何でも挑戦してみれば良いか!」

 

どうせ何でも初めてなんだし、ポジティブに捉えてみることにしました。

 

それに「経験を積むなら若い内にしておかないと、色々な制約で挑戦しにくくなるよ」という助言を同僚の方からもらい、それも後押しとなったのです。

 

なぜバイクをはじめようと思ったのか?

はっきり言えば、あまり深いことは考えていません。

 

会社の同僚の多くが乗っている。ただそれだけです。

ある日、僕は会社の人達が、バイクで遊びに行くことがあるという話をしていた時のことです。

僕は漠然と「バイクに乗りたくないし、合わせる必要もないか。もし誘われても車でついていけば良いか」と考えていました。

 

そこまで考えたときに、僕は気がつきました。

「もしかしたら、これは新しいことに対する挑戦になるんじゃないか!?」

そう考えたら、いつの間にかバイク乗ろうかな、と発言していました。

(今思うと、後の祭りですが……)

 

バイク免許を取ろうと思った理由

適当に発言していた僕ですが、よくよく考えたら意外と合理的だなと思い始めました。

 

  • 新しいことに挑戦出来る。
  • バイクの知識や経験を積んで、今後の作品作りに活かせる。(かもしれない)
  • 同僚に詳しい人が多いので、困ったら頼れる。
  • 移動手段が手に入る。その上、車より維持費が安いし、管理が楽。
  • 車の免許を持っているので、教習所に行けばすぐ取れる。

 

 

周囲にそういうことを話してみると、「スポーツみたいなものだし、若い内に始めるのは手だよね」と言われました。

 

なるほど、そういうものなのか。じゃあ、やってみよう。と思ったのです。

 

 

バイク免許を取る方法を考えてみた

まず考えたことは、通学するか合宿するか

そこで一度整理してみました。

 

【近くの教習所に通学する場合】

 ■メリット

  • 仕事をしながら通える。

 

 ■デメリット

  • 料金が比較的高い。(時期によりますが、2月下旬だと約16万円でした)
  • 卒業まで遅い。(予約状況によるため、すぐ教習が入れられないことも)
  • 2月や3月は入校日も混雑していて、すぐに入れない。

 

【合宿免許で取得する場合】

 ■メリット

  • 料金が比較的安い。
  • 卒業まで早い。

 

 ■デメリット

  • 朝から夜まで毎日の行動時間が制限される。(合宿先はだいたい田舎)
  • まとまった時間が必要。(最低でも9日間以上の日程が必要)

 

これを見比べて、僕の場合は合宿で取得することにしました。

理由は、

  • 出来る限り早く取りたかった。
  • 合宿生活も良い経験になりそう。
  • 近くの教習所はすぐに入校出来なかった。
  • 上司から研修として行くことを許可してもらった(!)

 

普通は「バイクの免許取りたいです。平日に」なんて言ったら許されないですが、このあたりの柔軟さはコンテンツを扱う会社は違うなぁと思いました。

 

 

合宿で免許を取ろう!

 

僕が選んだ教習所は、カーアカデミー那須高原という教習所です。

ここ、僕が入校した2月は約12万円でした(普通免許所持)。

 

ちなみに、この教習所。料金は安いけど、評判がよくありませんでした。

Googleのクチコミでは★2つという状況。

 

コメントを覗いてみると……。

 

  • 教官に怒鳴られる。
  • 朝礼がある。
  • 飲酒は禁止されている。
  • 夜の10時に点呼がある。
  • 軍隊方式である。
  • 問題行為を起こす不良が多い。

 

どこの監獄かな?

評判を見て、少し不安になりました。

 

一応、上司に相談してみました。

 

僕「評判悪いんですけど、ここ安いんですよね……。どう思います?」

 

上司「折角だから、ヤンキーでも見てくれば良いじゃない。そういうものをテーマにしたゲームが大ヒットした例だってある訳だし。むしろ、貴重な経験になるんじゃない?」

 

僕「そうですかね? 

なら、12万円で貴重な経験してきます!

 

 

考えてみれば、生まれてから不良を身近で見た経験は、僕にはありません。

 

それに出来る限り安く、そして早く免許を取得したかったので「これも経験!」と考えて、思い切って入校してみました。

 

 

思ったよりも普通の見た目だった教習所

前情報では恐ろしいことが書かれていた教習所でしたが、いざ行ってみると案外普通の教習所でした。

 

教習所はこんな感じです。

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▲食堂のベランダから見た教習コース。青いバイクがMT車の教習で使うCB400スーパーフォア。白いバイクがAT車の教習で使うスカイウェイブ400タイプS。CB400の方がかっこいい。

 

 

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▲相部屋の広間。ロッカー扉の立て付けが悪く、開け閉めにはコツが必要。

 

 

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▲寝泊まりしたカプセルホテルで見られる様なベッド。僕は相部屋で申し込んだため、こちらを利用した。鍵は付いていないため、貴重品の管理には注意が必要。

 

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▲提供された食事。サラダや味噌汁などはおかわり自由。これは嬉しかった。

 

 

 

良い教習所ではないという噂のカーアカデミー那須高原

施設は少し古い印象でしたが思った以上に、普通でした。

 

ファーストインプレッションは、むしろ良いんじゃん。と思ったぐらいです。

 

しかし教習そのものは、実際のところはどうだったのか。

正直、僕にとって予想のななめ上だったことは伝えておきます。

 

教習中の出来事は書いておきたいことがいっぱいあるので、また次回として教習所の実際の様子を記事にしたいと思います。

 

ではまた!